Reborn-Art Travel 〜石巻でアートと食に浸る〜
石巻市(いしのまきし)は、宮城県の北東部に位置し、宮城県で第2の人口を擁する市です。金華山沖(三陸沖)は世界三大漁場の1つとして世界的にも有名である一方、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた被災地でもあります。
その石巻市や牡鹿半島を中心に開催されている「Reborn-Art Festival(リボーンアートフェスティバル)」は、東日本大震災からの復興や振興を目的とした「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭であり、実行委員長は石巻市の亀山紘市長と音楽プロデューサーの小林武史氏が務めています。2017年から開催され、震災から10年の節目となる2021年で3回目を迎えます。
Reborn-Art Festival実行委員会事務局とwondertrunk&co.が共同開発したこのツアーでは、お客様のご希望に合わせてツアー内容をアレンジいたします。アート作品や地元食材を活かしたお料理、それらにまつわる特別体験をご用意して皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
アクティビティ例
以下のアクティビティの中からお客様のご要望に合わせてツアーをアレンジいたします。
Reborn-Art Festival 公式ガイドツアー(3〜5時間)
Reborn-Art Festival公認ガイドとともに石巻市街地や牡鹿半島に点在する常設アート作品を巡り鑑賞します。このツアーでは、常設作品として一般公開されている作品のほかに、普段は非公開となっているアート作品の鑑賞についてのアレンジも承ります。
食猟師 小野寺望(おのでら・のぞむ)さんによる鹿のプログラム(4時間)
牡鹿半島にある鹿肉解体処理場「FERMENTO(フェルメント)」を起点として鹿肉や鴨肉の卸販売や食育に関するワークショップを行う「Antler Crafts(アントラークラフツ)」として活動する小野寺さんのお話を聞きながら、鹿角を使ったクラフト作り体験と鹿肉を使ったお料理をお楽しみいただきます。
漁師 土橋剛伸(どばし・たけのぶ)さんによる海のプログラム(4時間)
漁師の土橋さんは、震災後にボランティアとして石巻を訪れ、その後石巻に移住しました。現在は「もものうらビレッジ」の管理人も務める土橋さんと一緒に、カゴや刺し網を使った昔ながらの漁業を体験します。当日獲れた魚は、「もものうらビレッジ」にてご自身で調理いただきます。
※海のプログラムのオプションとして、「四季彩食いまむら」にて獲れたての魚を使ったフルコースディナーのご予約も可能です(飲食代別途)。ツアーご予約時にお申し付けください。
石巻工房によるDIY体験プログラム(3時間)
「石巻工房」は、震災後に復興住宅や地域のDIY工房としてスタートし、ハーマンミラーやカリモク家具などを扱う家具メーカーです。この「石巻工房」でのクラフトDIY体験に加え、石巻市で農業体験やホップ作り、クラフトビール製造を行っている「イシノマキ・ファーム」がプロデュースする併設カフェにて昼食をおとりいただきます。
石巻震災伝承プログラム(2〜4時間)
石巻市街地に点在する施設を訪れ、被災地域の当時の状況や復興の様子を学びます。
宿泊について
宿泊は、牡鹿半島の桃浦にあるReborn-Art Festival公式宿泊体験施設「もものうらビレッジ」をお勧めしています。ご希望の方は申し込み時にお申し付けください。
モデルコース(1泊2日)
1日目:石巻駅集合〜石巻震災伝承プログラム(2.5時間)〜Reborn-Art Festival公式ガイドによる作品紹介と食猟師 小野寺望さんによる鹿のプログラム(6時間)〜もものうらビレッジ宿泊
2日目:漁師 土橋剛伸さんによる海のプログラム(4時間)〜石巻工房によるDIY体験プログラム(2時間)〜石巻駅解散
ご参加時の服装について
自然の中での宿泊となりますので、動きやすく、汚れてもかまわない服装でご参加ください。冬期の気温はマイナスまで下がる可能性があるため、冬用の防寒装備が必要となります。温かい服装でご参加ください。